宇宙飛行士になるには！？年収やなりかたをご紹介！！

どこまでも広がる無限の世界。
映画や漫画で見るような世界で活躍する宇宙飛行士に、憧れをもったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そんな、気になる宇宙飛行士の年収やなりかたなどをご紹介します！

宇宙飛行士になるには：宇宙飛行士の年収

宇宙飛行士の平均年収は、各国で差がありますがおよそ800万円～1,000万円と推定されます。
日本人の平均年収が、約430万円前後なので夢のあるお仕事と言えますね！
ちなみに、世界各国の宇宙飛行士の平均年収は、以下の通りです。

宇宙飛行士は地上でのお仕事も多いのですが、宇宙空間へ行っている間は給料に手当が付くので、大気圏外でのお仕事中は給料も高くなるようです。

宇宙飛行士になるには：宇宙飛行士の仕事内容

• 地上でのお仕事
  
  宇宙飛行士は大気圏外で仕事をしているイメージが強いですが、JAXA宇宙飛行士の場合任務で宇宙へ行くのは5年～10年に1度程度です。
  そのため地上での仕事が圧倒的に長く、キャリアの大半を占めています。
  地上では宇宙空間で任務している宇宙飛行士をサポートする業務や、ISS(国際宇宙ステーション)で使用する実験装置の開発、その他デスクワークなど様々な業務をしているのです。
  また宇宙空間で活動するためのトレーニングや講演活動、メディア出演も、地上での重要な仕事と言えます。
  
• 宇宙でのお仕事
  
  ミッションに参加して宇宙に行くと、主にISS(国際宇宙ステーション)で業務を行うことになります。
  ステーション内での科学実験や各種研究のほか、宇宙服を身に着けて船外活動をすることもあるのです。
  これらの業務を最長で6か月程続けて、地上に帰還するのが一連のミッションとなっています。

宇宙飛行士になるには：必要な条件

宇宙飛行士になるにはJAXAが不定期で実施する、宇宙飛行士候補者選抜試験に合格しなければなりません。
また、選抜試験に応募するには、以下の条件が必要になります。

・日本国籍を有している

・自然科学系(理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部など)の大学を卒業している

・自然科学系分野において、設計、研究、開発、製造、運用などに3年以上の実務経験を有する(ただし修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験があるとみなす)

・各国の宇宙飛行士とチームで活動するため、英語で滞りなくコミュニケーションがとれる

・長期間海外での勤務が可能なこと

・心理学的特性(協調性、適応性、情緒安定性、意志力等)を有する

・医学的特性(身長：158～190㎝、体重：50～90㎏、最高血圧140㎜Hg以下かつ最低血圧90㎜Ｈg、両眼矯正視力：1.0以上、聴力：正常、色覚：正常)

・水着および着衣で75ｍ(25ｍ×3回)泳げること、10分間立ち泳ぎができること

宇宙飛行士になるには：宇宙飛行士候補者選抜試験

必要な条件が揃っている場合、宇宙飛行士候補者選抜試験へ応募することができます。
試験では書選抜からはじまり、第一次選抜、第二次選抜、第三次選抜と合計4回の試験が行われるのです。
筆記試験や適性検査、課題や面接など厳しい基準をクリアすることで、晴れて宇宙飛行士候補者になることができます。

宇宙飛行士になるには：合格後

宇宙飛行士候補者選抜試験に合格しても、すぐに宇宙飛行士になれるわけではありません。
まずはJAXAに入りISS(国際宇宙ステーション)での業務を想定した、基礎訓練が始まります。
基礎訓練では語学訓練やサバイバル訓練、メディアでの対応訓練などもあり、2年間かけて宇宙飛行士としての基礎をまなぶのです。
基礎訓練を終えた後の期間は、ミッションに任命されるまでさらに実践的な訓練などをして待機します。
その後ミッションに任命されると、1年半～2年程ISS搭乗訓練が行われ、ようやく宇宙へ飛び立つことができるのです。

宇宙飛行士になるには：まとめ

狭き門をくぐった後にも、様々な訓練が続く宇宙飛行士。
しかし厳しい道のりを経た後には、人々が憧れる宇宙空間で日本の代表として未知の体験をすることができます。
宇宙飛行士に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！

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